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ブスのマーケティング戦略を読んで【2021年は商品改良・自己投資がベスト】

2021年2月17日

こんにちは、あつです。

とあるYouTubeをみていたら、田村麻美さん著の「ブスのマーケティング戦略」をおすすめされていたので、読みました。今の世の中におきかえ、有益な情報として、そのまま使える話があったのでお伝えします。

結論、2021年は、なにか新しいことをはじめたり、学んで、【商品改良・自己投資】するのがベストな年だと思います。なぜそう思ったのか?、本の内容ふまえつつ、話していきます。

新型コロナウイルスの影響で、市場が変化

  • 「通勤が普通」から「リモートワークへ」
  • 「ショッピングモールで買い物」から「ネットで買い物」
  • 「居酒屋で飲み会」から「Zoom飲み会」

こんな感じにこの1年で変化しました。激変ですね。

例えば、「通勤が普通」から「リモートワークへ」ですが、都会ならば「電車の利用」が激減したと思います。お金や人の流れが思いっきり変わりました。

著者さんも中学時代、高校時代で、市場が変化

田村さんの学生時代、周りの環境変化に対して、以下のように変化していきました。

  • 中学時代「ただのブス」から「神童」へ
  • 高校入学時「神童」から「ただのブス」へ
  • 高校時代「ただのブス」から「おもしろいブス」へ

本の内容を要約し、どのように改良、変化していったのか??みていきます。

勉強をがんばり、高校は県内屈指ののトップ校に入学しました。中学時代は「神童」と呼ばれるほど、勉強をがんばったそうです。トップ校に入学したばっかりに、高校での成績はビリへと転落。「頭のいいブス」から「ただのブス」になった瞬間です。高校は、自分の強み(勉強)がまったく通用しない場所、つまり市場が変わったことを認識したそうです。
その後、縮毛矯正をしたら、偶然、逆に縮毛になり、周りから笑われる存在に。これにより注目をあびて「うれしい」となり、一芸を持つ女になろうと決心しました。「ただのブス」から「おもしろいブス」になったそうです。

『市場は変わる。これはもう避けられない。どんな優良な商品も市場が変われば価値が下がる。美人だってそうだ。田舎の「美人」は都会に出たら「まあまあかわいい」になる。「絶世の美女」も経年により「昔美人だったおばさん」になる』

また、市場が変化したときは『「3C分析」が必要です』と話しています。
3Cとは、顧客(Customer)競合(Competitor)自社(Company)のことで、中学時代は、顧客=親・先生、競合=同級生、自社=偏差値70の学力でした。しかし高校入学時は顧客=親・先生、競合=県内の神童、自社=偏差値50と変化しました。「競合」の変化により、自身の学力は変わってないにもかかわらず、商品価値が下がってしまった。そこで商品改良(一芸を身につける)をし、「おもしろいブス」となることができたそうです。

「3C分析」で重要なのは、『競合がだれかがわかったら、競合がどういう点で顧客に評価されているかを冷静に考える』ことのようです。
これを考えないで行動し、結果、悲劇的なケースも紹介してくれています。

『「なぜ能力のない同僚と同じ給料なのかわからない!」と話していた女子。資格を取り、同僚を抜きん出ようとした。競合は、同僚女子。この同僚は「能力や資格」で評価されているのではなく、「人柄のよさ」「仕事の頼みやすさ」で評価されている。顧客である上司のニーズは「人柄のよさ」「仕事の頼みやすさ」なので、抜きん出ようとして、資格を取っても無意味だ。』

こいういったことから、「競合」がなにに当たるのか?を冷静に考え、その後に【商品改良・自己投資】という流れで考えることが、よいのだと教えてくれています。

そうは言っても、3C分析や競合なんてわからないし、時間もない!という方もいると思います。この本のすごいところは、この解決策をも言っているところです。『汎用性があり、どんな市場でも通用する鉄板の武器がある』といっています。それは「話しかけられやすいブス」になるということです。ポイントは3つ。

  • いつもニコニコ感じよくしている
  • 否定的、批判的な態度を表に出さない
  • 洋服や髪形で清潔感を保つ

『①は言い換えると「機嫌のよい人でいる」こと。いっしょに仕事をしたい!と思われる人は、「能力がある人」より「ご機嫌な人」の方だから。②の理由は、①とほぼ同じ。③の理由は、『不潔そうな人には、だれも話しかけようとは思わない。目指すべきゴールは、「かわいさ、美しさ」ではなく「お手入れされた清潔感」だから。』

「どんな市場でも通用する鉄板の武器」のポイント3つは、ブス限定ではなく、だれでも使える武器です。
時間やお金はそれほどかからなく、①、②は本人が意識すればコントロールできる部分です。

2021年は、こういったところから改良していくのはいかがでしょうか。

結論、2021年は、なにか新しいことをはじめたり、学んで、【商品改良・自己投資】するのがベストな年だと思います。

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Atsushi

2000年から海外旅行✈ 2016年からジムと登山⛰ 2020年から読書習慣 2022年からクリプトとNFT購入   カフェ好きな40代です☕

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